俳句・川柳・短歌



先々で 想いを歌に 乗せつれば 五十にも至りぬ 深き旅かな

——旅先で詠んだ歌が50にもなる程素晴らしい時間でした。
2013/3/20

 

ちょっとした 好奇心から 行動し 付いたあだなが チャラ村といい

——不本意だ!
2013/3/13

 

晩冬の寒きの残る市貝も 白き毛玉の湯たんぽ温し

——実家は寒いけど猫がいるから堪えられるのです。
2013/3/1

 

押し入れが 少しは整理 されたので いつもに比べ 見栄えがよくなる

——普通に呟こうとしたら偶然にも31音になっててびっくり。
2013/2/20

 

先生という名のネクタイ脱ぎ捨てて 男に戻るビールが美味い

——塾のバイトを終えたあとの一杯は最高ですな。
2013/2/18

 

寂しきはふと訪れし ふるさとの温もりあらんか 問う今日の夜 #掛詞

——東京の夜。
2013/2/18

 

心地よく床につけると言ったけどまだ起きているまだ夜は明けぬ

——ほっこりしてたから寝られると思ったけど、なかなか寝付けなかった夜。
2013/2/18

 

こたつなかねむくなるからでていよう
けれどもすぐにこいしくなるなり

——ひらがなはあたたかみがありますね。 2013/2/14

 

角川の「短歌」に載りし詠を読みつつ更けにける如月の夜

——始めて短歌専門誌を買ってみた。先人は凄い。
2013/2/14

 

千々の日々 世は儚げに 転がりぬ 曇りたる空 恋慕の如し #折句

——チョコくれ。
2013/2/14

 

宵越しに 迎ふる朝の まどろみに 疲れぬ四肢を 夢ぞ癒やさむ

——いい夢を見たいものです。
2013/2/12

 

国分寺 行の電車を 待つホーム 2月の風が マフラー揺らす

——まだまだ寒いですね。
2013/2/11

 

事実は小説より奇なりというけれど 小説は事実にも優りぬ

——おいコーを読んだあとに。
2013/2/8

 

味スタの フィールド上に 横たわる 汗よ流れよ 悔しさ流せよ

——フットサルの大会に出てきました。会場が味スタという驚き。ビリだったけど楽しかった!
2013/2/4

 

細雪 鼻にとまりし ちょうちょかな

——再び長野までスキー。そこの温泉での一句。
2013/1/23

 

美大でしょ なら良かったよ 絵描いて #同窓会

——いや、学科にも色々あってだね。
2013/1/18

 

実家より 出立いたす 15時半 大雪渋滞 未だ戻れず

——結局東京に戻ってきたのは深夜1時半。大雪って怖いね。
2013/1/15

 

涙落つ 答辞を述べし 5年前 再び読みぬ 今度は笑顔で

——卒業式では答辞を、成人式では謝辞を読みました。
2013/1/14

 

久闊の 友に呼ばれし 「なっぴー!」と 相も変わらぬ 良き間柄

——同窓会の打ち合わせにて。みんな変わってないな。
2013/1/12

 

霜降りぬる 旧今市に 天仰ぎ 掬い上げたき 煌めく星々

——東京じゃ考えられないほど夜空が綺麗でした。
2013/1/12

 

日光は 厳冬なれど 暖かし 祖父母の家の 掘りごたつにて

——栃木・日光にある祖父母の家にお邪魔してました。
2013/1/12

 

背中越し 君の温もり 感じつつ 坂道下る 夕暮れ時かな

——金曜ロードショーで「コクリコ坂から」を観て。甘酸っぱい。
2013/1/11

 

テストより 大事なことが ここにあり 誘いをくれる 友にありがと

——ただ呑んで喋って、そんな日常が素晴らしいのです。
2013/1/11

 

古い毛や 刈らず取り置く 温水(ぬくみず)のこと

——温水さん、ゴメンナサイ。ふっと浮かんじゃったんです。
2013/1/7

 

実家にも 戻り参らぬ 三が日 郵便受けに 温もりを知る

——アパートでも年賀状が届くと、とても、嬉しいですね。
2013/1/5

 

ドライブし 疲れたあとに 金麦と 待っててほしい 女房よいずこ

——やっぱ運転後はビールですね。いや第三のビールだけど。
2013/1/3

 

年越しを 成田の山で 迎えんと 京成線乗る 男3人

——ドキッ!男だけの成田山初詣!よき友人たちである。
2012/12/31

 

ぶるぶると 震えるスマホ 期待して 開くメールは 商品案内

——年の瀬までご商売ご苦労なこった。
2012/12/31

 

正月は 帰らないよと 親に言い おせちコーナーで 郷里を思う

——里帰りできなかったのがもの悲しい。
2012/12/31

 

空き時間 「かぜのてのひら」 という句集 読みつつ過ごす 暮れの夕刻

——初詣までちょっと時間が空いたので。
2012/12/31

 

年の瀬に 我が振る舞いを 顧みたり 来る年もまた 希望に満ちよ

——2012年も今日でおしまい。お疲れ様。
2012/12/31

 

長野までスキーしに行きました。

山あいの 木々より零る 月明かり 真夜中を行く 我らを照らせ

——2012/12/28 午前3時 山梨県山道 車内にて

 

白銀の 林に佇む コテージの しじまの中に せせらぎを聞く

——2012/12/28 午前7時 長野県茅野市北山にて

 

バイト行き 車走らせ スノボして 温泉浸り 宴会をする

——2012/12/28 午後7時

 

頂に 見晴らす山々 煌めきて 際立ちたるは 富士の高嶺か

——2012/12/29 午後1時 車山頂上にて

 

改めて 理解深まる 学友と 時を刻めた 嬉しさたるや

——2012/12/29 午後10時 帰宅。ありがとう。

2泊3日男女7人スキー旅行in長野。

 

饗宴の 篤きひととき 明けぬれば 独りに感ず 前夜の庵に

——楽しかったクリスマスパーティも終われば儚い。
2012/12/24

 

脱衣所で 冷えた体に 染み渡る ゆずの香りと 熱めの湯船

——今日は冬至です。ゆず湯でぬくぬく。
2012/12/21

 

駅前の 肉屋でもらった 笑顔から 温もり感じ 寒きに耐えぬ

——いつも行ってる駅前のお肉屋さんに初めて見る若い娘さんが!
2012/12/18

 

心臓の 鼓動回復 シタタカに

——第二次安倍内閣発足
2012/12/18

 

タイヤ履き 換えて栃木を 後にして 高速乗って すぐ丸坊主

——折角スタッドレスタイヤにしたのに…。
2012/12/17

 

シャワー後に 報知器なりて 焦りぬれば
ジャンプで止めたる マッパの二十歳

——いやビックリしたよ。まさか風呂場の水蒸気で鳴るとは。
2012/12/15

 

東(ひんがし)に 流るる星の 消えゆくを 見上ぐる独りぞ いと儚かる

——ふたご座流星群を見た際に。
2012/12/14

 

寒空に 歩む帰り路(じ) 立ち止まりて 見ゆれば星の 瞬きけるかな

——前にも似たような一首を詠んでた。反省。
2012/12/11

 

母「句ばっか詠んでないで課題しなさい」
俺「母『やれ』と 私『やれやれ』 親子かな」
母「詠うとは やるな息子よ でもやれよ」
俺「」
母「頑張りな」
俺「あ、はい」

——こんな親子だったら楽しいだろうなぁ。
2012/12/9

 

厳冬の 染みいる風は 強けれど 温もり感ず 右の手のひら

——いやつなぐ相手はいないんだけども。
2012/12/9

 

ひしひしと 我が身裂きたる 北風よ 踊り踊りて めくれよスカート

——どうせ体が寒いなら心はあったまりたいよね。
2012/12/9

 

静寂(しじま)の夜 我が身を凍つる 隙間風

——【しわす】で折句。
2012/12/2

 

深夜帯 「んーんーあーっ」と 出る嘆き まさか終わらぬ 嘘よウソウソ

——【しんでまう】で折句。
2012/11/27

 

虹高く 夢見心地の 宴かな 千も万(よろず)も 希望に満つべし

——【にゅうせき】で折句。
2012/11/26

 

暗がりに 理由はなくとも 座ってる ままで今年も 過ごしますです

——【クリスマス】で折…うわああああ!
2012/11/26

 

束の間の 休息取りて 相対す 思いの丈を 内に秘めつつ

——【つきあおう】で折句。
2012/11/26

 

夜(よる)更かし 隣でナニを 擦(す)る人ぞ

——下ネタ万歳。
2012/11/25

 

蝕見まほし 有為の定めの 娑婆ぞあはれ

——【しょうしゃ】で折句。
2012/11/25

 

橙の 車体に滴る 時雨かな

——中央線に乗り込んだら雨が降ってきたので。
2012/11/23

 

因果なり 遠き心を 推し量り 忍び偲びて 息潜むるは

——【いとおしい】で折句。
2012/11/23

 

紅に 染まるシャトー ラモレール 舌を転がり 香り満ちたり

——俵万智さんみたいにワインで一首。
2012/11/21

 

闇下り 凛と澄みたる 天の星に 笑顔重ねる 夜こそ悲しき

——【やりてえよ】で折句。
2012/11/21

 

素直さが 君の前では 出てこない すれ違っても 遠回りでも

月の夜に ただひたすらに 得んと請う
楽にすまない 恋慕こそ 涙の先に 意よ高まらめ

猛然と 泥すら被り 駆け抜けよ 白き思いを 咲かせる時さ

——折句三部作。短歌・長歌・短歌。縦読みで更に川柳。
2012/11/21

 

こんなにも 空席あるのに 何故ここに
もしや俺に気!? もしや俺に気ー!? #心理学

——心理学の講義の際に一首。
2012/11/20

 

足下が 冷えるアパート 猫恋し

——ふぇぇ…猫触りたいよぉ…。
2012/11/17

 

咳をしたらゴホリ

——ゐ崎放哉
2012/11/3

 

ベランダで 紫煙くゆらす 冬初め いつしか呼気は 白みゆきけり

——紫煙なのか、呼気なのか分からなくなってくるほど寒くなってきました。
2012/11/3

 

風吹けど 温もり感ずる 古里(こり)の夜

——実家にて。
2012/11/3

 

息白む 寒き静寂(しじま)に 見上げば 月に寄りたる 星ぞ瞬(まじろ)け

——空気が非常に澄んでいる夜に。
2012/11/2

 

薄闇の 月下に響く 鈴の音

——霜月のはじめに一句。
2012/11/1

 

口惜(くちお)しや 李下(りか)に戯(たわむ)れし 友がため
両の眼(まなこ)に 巣立つを送るは

——【栗とリス】で折句。
2012/10/31

 

名残惜し 彼方に行(ゆ)きぬ 亡き友と 思い違(たが)えて 理解せぬまま

——【なかなおり】で折句。
2012/10/31

 

駄目だよと 言い訳ばかりで すれ違い
君への思いは 抱きしめてるのに

——【だいすきだ】で折句。
2012/10/31

 

朝(あした)より 出ずる光の 閑(しず)かなれば
手に忍ばせん 瑠璃のリングを

——【あいしてる】で折句。
2012/10/31

 

任期あり されども民の 人気なし

——野田政権
2012/10/24

 

ずるずると 伸びたドジョウは 掬えない

——野田政権
2012/10/24

 

雪を掻き なおとどまるや 土壌悪(あ)し

——民主党歴代首相評
2012/10/18

 

夏、くさや、 漬け物、ドリアン 夢の味

——そろそろ芭蕉さんに怒られますかね。
2012/3/23

 

夏くさや 秋かば焼きで 冬煮付け

——春は塩焼きで。
2012/3/23

 

故里の 桜見まほし 今朝方の 瑠璃に染まりぬ 中空の下(もと)

——2句切れで雄大な情景描写と思いきや、その裏に荒んだ心情が表れている。折句なのです。
2012/3/20

 

黒い面 返した先に 裏ないし

——オセロ・中島について。返してみたらまた黒い面。占い師がいた。
2012/2/19

 

ただいまと 話しかけても ただいまと 応える人のいぬ したたかさ

——応える人はいないけど、私、頑張っています。
2012/1/20

 

大阪と 世界と結ぶ 架け橋は 邦を変えれば とおるものかな

——大阪都構想・市長選について。橋下徹氏が平松邦夫氏を破りました。
2011/11/27

 

とりあえず 選んだ8×6(鉢呂君) 計算(経産)ミス

——閣僚人事について。早速鉢呂経産大臣の発言が叩かれました。
2011/9/12

 

背負われた 青いザックにゃ 課題入り

——サッカー日本代表ウズベク戦1-1という結果について。
2011/9/7

 

新芽増え 種子実るのか この土壌

——新内閣発足に際して。
2011/9/4

 

虚しきは 去りゆく夏の 人影に 生(せい)のしがらみ 今と見しかな

——折句。分っかるっかな〜。あ、古文文法なんて知りません。
2011/8/28



風吹かず しかれど響く 鈴の音に 想う夏の日 課題終わらねぇ

——鈴虫を風鈴になぞらえて詠みました。最後の七言が切実ですね。
2011/8/24